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ナイトクローラー

盗みをしながら、働き口を探してたルーは、ある晩、事故現場に遭遇し、テレビ局に悲惨な映像を売れば、お金に換えれる事を知り、カメラマンとして働くが、いい映像を撮る為に、周りを巻き込み、だんだん過激になっていくという話です。

 

ルーは、初め、事件・事故を追うだけだったんですが、いい映像を撮る為に、家に不法侵入したり、カメラ映えするように遺体の位置を変えたりめちゃくちゃします。それでルーの評価も上がりだします。不法侵入と知りつつ、買い取るテレビ局は悪いですね・・・。

それでも、そう頻繁には事故は起こらないんで、ルーもスランプになります。そこでルーは、自分で事故を作ればいいんだと思いつき、仕事仲間の車を改造し、事故を起こさせ、ライバルを減らしながらも、その事故映像を売るという神業をやってのけますwそこでルーは止まらず、どんどんダークサイドに堕ちていきます。

話としては、最初は穏やかなのが、過熱していき、みんな止まらなくなるという、他の映画でも見たことあるような話です。でも、ルーは、元が盗みをしてて、悪い奴だから、だんだん悪くなっていっても意外性がない。いい人が、凄い映像を撮ろうと、悪い事にも手を染め始め、道を踏み外していくいく方がよかったです。

批評家は、主演のジレンホールの演技を褒めてるんですが、僕は助手のリズ・アーメッドがよかったと思いました。常に困り顔で、ルーとは対照的な常識人の役なんですが、ぴったしで本当にいそうな感じでした。あっ、でもこの人スターウォーズの新作にも出るんでちゃんと評価されてますねw

吹き替えと字幕では主人公のテンションが全然違うので、映画の印象が変わります。主演は、吹き替えの方は声が明るくて、字幕の方は声が暗いです。好みでしょうけど、吹き替えの方がTHE映画って感じで、字幕の方はリアルな感じがしました。

貧困都市では犯罪が起こるのが当たり前だからニュースにならないです。視聴者の興味は郊外に忍び寄る都市犯罪で、被害者は裕福な白人で、犯人は貧困者かマイノリティ(少数派)な方が視聴率を持ってる。これを報道する側が言うのですが、それが怖いですね。貧困者が被害者の場合、報道されないという事ですから。現実では、報道の平等を保つために法律があるんでしょうが、法律の範囲内ならコントロールできるから怖いです。

ダン・ギルロイ監督はこの映画までは、ずっと色々な映画の脚本を書いてて、この映画で監督デビューをしたそうです。

最後にちょっと思った事を書いときます。

犯罪を犯してテレビ局に売り込むの繰り返しで少し飽きる。

最初はテレビ局の方が立場が上なんですが、いい映像を量産するルーの方が、立場が上になってきて、テレビ局との交渉とかもうまくなっていくのが面白い。

なぜ事件・事故が全部夜?