世界平和ってのがあるらしい。

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ターミネーター

未来の革命リーダーを抹殺せんがため、近未来の地球から送り込まれた殺人サイボーグ、ターミネーター! 彼は革命リーダー、ジョン・コナーの未来の母となる人物サラを探し出し、殺害するために追跡を始める。だが、そのターミネーターからサラを守るため、一人の革命戦士・リースが未来からやってきた。ガンを片手に次々と殺害を繰り返し、不死身の体で追ってくるターミネーターを相手に、サラとリースは死闘を展開するが──!Amazon引用

大まかに話を分けると、サラを探し出す編と、ターミネーターから逃げながら戦う編の2つに分けれます。サラを探し出す編は、少しコメディチックです。ターミネーターは車も窓をぶち破って奪い、公衆電話も、電話掛けてる人を吹き飛ばして割り込みます。目的に対して合理的で「あ~ターミネーターやったら、しそうしそう」と何回も思いました。

最初、サラはウエイターで注文を間違えたり、料理を客にぶちまけたり、おっちょこちょいで、デート前に身支度を整えるのを楽しんだり、普通の女の子として描かれます。ターミネーターが現れてからもリースに守られっぱなしなんですが、息子からの伝言を聞いたあたりから、自分がしっかりしないと未来を守れないと悟り、どんどん逞しくなっていきます。

サラは車でターミネーターをひいたり、リースが銃で撃たれて倒れると、「立て!リース 休むな 兵士」と励ましたり、とうとう、最後はターミネーターをプレス機におびき寄せ、倒してしまいます。ここの成長過程は面白かったです。

注目してほしい謎が2つあります。なぜ、サラを助ける為にリースがやってきたのか。と、なぜ”リース”じゃなきゃ駄目だったのか。そこを注目してほしいです。

悪くはなかったんですが、ツッコミどころもあります。

ロボットが支配して、タイムマシンもある超ハイテクな時代に生まれたターミネーターなのに、射撃が全然当たらない。ありえないでしょ。そこは歩く速さとか、車のってる速度とか色々計算して当てようぜ!

リースは誰もいないパトカーから銃を盗むんですが、警官が車に銃置きっぱなしにしないですよ、普通。確かに銃がなかったら、リースもサラもターミネーターに瞬殺されてたでしょうし、銃が必要なんですが、入手経路がめちゃくちゃですよ。

基本はシュワちゃんターミネーターを演じてるんですけど、たまに顔が模型なんです。例えば、目が潰れてるシーンなら、今はCGで目だけ加工すればいいんやけど、昔はできなかったんでしょう。だから顔自体を作っちゃいます。それが偽物なんバレバレなんですよ。何回か模型出てきます。

☆は5点です

イット・フォローズ

TSUTAYAで準新作が100円で、“それ”は ずっとずっと 憑いてくる。というキャッチコピーが気になったので借りました。

19歳のジェイは男と一夜をともにするが、その後、男が豹変。縛り付けられたジェイは「“それ”に殺される前に誰かにうつせ」と命令される。
“それ”は人にうつすことができる。
“それ”はうつされた者にしか見えない。
“それ”はゆっくりと歩いて近づいてくる。
“それ”はうつした相手が死んだら自分に戻ってくる。
そして、“それ”に捕まったら必ず死が待っている。
果たしてジェイは、いつ、どこで現れるかわからない“それ”の恐怖から逃げきることが出来るのか―。Amazon引用

☆2です。

発想は面白いです。タランティーノ監督も設定を褒めてましたけど、でもそれだけでした。そもそも、ホラー映画なのに全然怖くないんです。まず、怖がらそうとすらしてない。後半はひどいですよ。恐怖でおかしくなっていく人間を描きたかっただけで、怖がらそうと思ってないのかなあ。それでも、全然描けてないので、駄目ですけど。

でも、化け物が初めて登場するシーンは怖かったんですよ!初めは遠くにいて、ゆっくりゆっくり主人公に向かって近づいてくる。でも主人公は、ある事情があって、縛られて逃げられない。これは面白い映画になるんじゃないかと期待しました。でも、途中から全然、怖くないです。

これが一番面白くなくなった要因なんですが、注意さえ払ってたら余裕で逃げられるんで捕まる事はないんですよw

開始3分ぐらいで死んだ女と、もう一人男が死ぬんですけど、2人しか死なないです。そりゃそうですよ。1時間以上主人公を追ってるのに全然捕まりませんから。車で逃げてるのに向こう徒歩ですからねw逃げた後には普通に昼寝してますから。

この化け物がね、ゆっくり近づいてきて、ずっと映ってるので、途中から人間にしか見えなくなるですよ。だから全然怖くない。例えば幽霊モノの映画やと、たぶん幽霊ってそんな登場しないですよね。幽霊がずっと映ってたら、あっこれ誰かが演じてるんやなと思いますよ。

よくよく考えたら、SEXしたらうつるっていうルールが意味不明です。完全に性病じゃないっすか。なぜSEXしたらうつるようになったのか説明がほしいです。あと、なぜこの化け物が生まれたのかも。

その他気になったとこ
・うつされた人にしか化け物は見えない。でも、うつされてなくても触れる。それが意味が分からなかった。
・ジェイを襲うときは、髪をつかんだだけだったから逃げれた。でもグレッグの時はいきなり飛びかかった。その差はなんなんでしょう。
・家のアップを映してて、カメラが引いたら屋根に船で逆ナンしてSEXした男が化け物になって裸で立ってたけど、それは怖がらそうとしてるの?笑わそうとしてるの?
・化け物とのSEXシーンはいらなかった。そこで急にB級映画感が出てしまった。

ナイトクローラー

盗みをしながら、働き口を探してたルーは、ある晩、事故現場に遭遇し、テレビ局に悲惨な映像を売れば、お金に換えれる事を知り、カメラマンとして働くが、いい映像を撮る為に、周りを巻き込み、だんだん過激になっていくという話です。

 

ルーは、初め、事件・事故を追うだけだったんですが、いい映像を撮る為に、家に不法侵入したり、カメラ映えするように遺体の位置を変えたりめちゃくちゃします。それでルーの評価も上がりだします。不法侵入と知りつつ、買い取るテレビ局は悪いですね・・・。

それでも、そう頻繁には事故は起こらないんで、ルーもスランプになります。そこでルーは、自分で事故を作ればいいんだと思いつき、仕事仲間の車を改造し、事故を起こさせ、ライバルを減らしながらも、その事故映像を売るという神業をやってのけますwそこでルーは止まらず、どんどんダークサイドに堕ちていきます。

話としては、最初は穏やかなのが、過熱していき、みんな止まらなくなるという、他の映画でも見たことあるような話です。でも、ルーは、元が盗みをしてて、悪い奴だから、だんだん悪くなっていっても意外性がない。いい人が、凄い映像を撮ろうと、悪い事にも手を染め始め、道を踏み外していくいく方がよかったです。

批評家は、主演のジレンホールの演技を褒めてるんですが、僕は助手のリズ・アーメッドがよかったと思いました。常に困り顔で、ルーとは対照的な常識人の役なんですが、ぴったしで本当にいそうな感じでした。あっ、でもこの人スターウォーズの新作にも出るんでちゃんと評価されてますねw

吹き替えと字幕では主人公のテンションが全然違うので、映画の印象が変わります。主演は、吹き替えの方は声が明るくて、字幕の方は声が暗いです。好みでしょうけど、吹き替えの方がTHE映画って感じで、字幕の方はリアルな感じがしました。

貧困都市では犯罪が起こるのが当たり前だからニュースにならないです。視聴者の興味は郊外に忍び寄る都市犯罪で、被害者は裕福な白人で、犯人は貧困者かマイノリティ(少数派)な方が視聴率を持ってる。これを報道する側が言うのですが、それが怖いですね。貧困者が被害者の場合、報道されないという事ですから。現実では、報道の平等を保つために法律があるんでしょうが、法律の範囲内ならコントロールできるから怖いです。

ダン・ギルロイ監督はこの映画までは、ずっと色々な映画の脚本を書いてて、この映画で監督デビューをしたそうです。

最後にちょっと思った事を書いときます。

犯罪を犯してテレビ局に売り込むの繰り返しで少し飽きる。

最初はテレビ局の方が立場が上なんですが、いい映像を量産するルーの方が、立場が上になってきて、テレビ局との交渉とかもうまくなっていくのが面白い。

なぜ事件・事故が全部夜?

『進撃の巨人』1巻を読んだ感想

ブックオフで100円でGETして、風呂に入りながら読みました!お湯で、ふやけたら1、5倍ぐらいに膨らむんですよ。もう売れないっすね~。

 

巨人が支配する世界で、人々は壁を築き、100年間平和を築いてたんですが、壁を超えるめちゃくちゃ大きい巨人に壁を壊されてしまったという話です。

現実ではありえない設定なんですが、ファンタジーな話をリアルにしようと努力してるのは伝わります。例えば、立体起動装置という、腰から鉄線を発射して、それを巻き取って高速移動する機械があるんですけど、その機械の仕組みまで書いてます。軸が2つあり、独立して回転し・・・ガスで圧縮しファンが回り・・・みたいなことまで書いてあります。あと、政治があったり、兵士も壁を直す係、連絡係、民を統治する係などがあったり、結構リアルです。

でも、せっかくリアルにするなら、徹底的に追求して欲しいです。対人格闘成績というのがあるんですが、なぜか1位は女です。他の漫画でもこういうの多いっすよね。そんなに女が強いのがいいんやったら、それでもいいけど、じゃあ、説明してください。現実では、女は弱いけど、この漫画ではこうこうこういう理由があって女が強いんだ、と。例えば、この世界ではカマキリと一緒で、メスの方が体がでかいとか、そういう納得できる理由を付けてほしいです。

構成については、1巻を分解すると平和→壁が壊れ混乱→平和→壁が壊れ混乱という流れで、同じ展開なんですよ。平和→壁が壊れ混乱→平和ならまだわかるんですけど、混乱2回はいらないです。平和を半分ぐらいまで引っ張って、後は混乱でいいじゃないですか。

好きなところは、この作品の主人公は巨人なんですかね?その巨人の強さと不気味さが普通に怖いです。この巨人の魅力でここまで売れたと思います。2巻以降に望む事は、巨人の強さのインフレ・デフレを起こさないで欲しいなと思います。

1巻では訓練兵の成績上位10名の内、1人しか戦ってないんです。主人公のエレンは、頭の神経が1本切れてるのか、躊躇なく巨人に立ち向かうんですが、他は、まだ実力未知数です。だから2巻目から戦うんかなあ。まだ、1人も巨人死んでないですし、2巻目が楽しみです。結構ネタバレしましたけど、ハマる人いると思うんで読んでみてください。

HERO.2015年

あらすじ:交通事故死した女性は靴を履いていなかった。小さな不審点と思われた疑問をつき止めようとした久利生検事たちは、その謎の先にネウストリア公国の大使館があることを知る。wiki参考

これは映画じゃなくてドラマですね。映画でやる意味を考えると疑問です。話に関係ないシーンが多い。ドラマやったらそれもいいんですけど、映画でそれは嫌です。ちゃんとした話があるんやったら無駄話とかしてる暇はないでしょう。2時間ドラマ枠でやるならギリギリセーフです。

主人公の元同僚雨宮舞子が、主人公の前に再び現れる。そこで、再び恋が甦るかみたいなサイドストーリーがあるんですが、僕は前の2人の関係を知らない(ドラマ見てない)ので、なかなか気持ちが入っていかなかったです。

だから、そこで気付いたんですが、この映画ってドラマを見てた人が見る映画ですね。ドラマを見てないとわからないシーンもあるし、ドラマ的な無駄話もドラマでやってたのに映画で無くしちゃうとHEROじゃ無くなってしまうんでしょう。

検事の話なんで見る前は専門用語とか飛び交うんだろうなと思ってたんですけど、そんな事なくて裁判とかもなかったです。どっちかって言うと根性論的な感じです。だから検事の話としては珍しいのかなと思います。

トーリーはシンプルで、開始10分、20分ぐらいで犯人はネウストリア大使館の人だろうと検事達が推理して、後はその証拠を集めるだけというストーリーです。最後に実は犯人は別にいました的な話かと思ったら、最初に推理した通り、大使館の人が犯人という超普通な展開w

一応最初は違う犯人というか交通事故で疑われた人がいるんですけど、検事達は頭がいいから、すぐ大使館の人が犯人って気付くんですよね。でも、そこはもっと引っ張った方がよかったです。引っ張って、引っ張って、3分の2ぐらい話が過ぎたところで、実は、大使館がこの事件に関わっているという方が絶対インパクトありますよ。絶対そうするべき。

あと、その大使館がヤクザと繋がっていて主人公を殺そう?(脅し?)としてショッピングモールのおでん屋にトラックで突っ込んで来るんですが、本物のヤクザは絶対そんな事しないでしょw普通、暗闇とか人が少ないところで、襲うでしょ。

まとめると面白くなかったです。では

「動物農場」高畠文夫訳を読んだ感想

あらすじ人間たちにいいようにされている農場の動物たちが反乱を起こした。老豚をリーダーにした動物たちは、人間を追放し「すべての動物が平等な」理想社会を建設する。

この本はソ連を風刺した作品(たぶん)で農場という小さいエリアに置き換えて書かれているんで読書初心者の僕にも読みやすかった。

 

動物は人間に奴隷のように扱われてて、もう嫌だ!となって人間達を追い出します。初めは動物たちは人間のように強い者が弱い者を押さえつける社会じゃなくて平等な社会にしようと誓いを立てるんですが、動物の中にまた人間みたいな役割の奴が出てくるんですよね。で最終的には豚が服を着て鞭を持って動物を監視するという元の世界に戻っているという話です。

 

この話怖いですよね。実際にこういうことってあるだろうし、僕もこんな世界は嫌だと思います。絶対に嫌だと思うんですけど、でも、そもそも平等な社会って本当にできるのかな?とも思いました。いざ平等になったらほかの人よりもいい思いをしたいと思うのは人間の性のような気がするんですよね。だから頑張れるということもありますよね。他の人を見返す為にがんばったり1番になるために頑張ったり。

 

この話に出てくる動物は前向きな動物が多いんです。独裁者を倒して自由になった。これからは僕たちの国だということで少しでもいい国にしようと頑張ります。でも新しい独裁者が出てきて、その頑張りは報われないんです。頑張りは報われなくてそれも動物たちは(独裁してる賢い動物は除いて)馬鹿だからどうすることもできないんですよね。そこが見ていて嫌な気持ちになります。

 

あと僕は読む前からあらすじを見てたので動物が独裁者(豚)に洗脳されていくのを知っていました。だから見ていてあ~今独裁者を止めなかったら独裁者の思うつぼやぞとか、今お前ら洗脳されてるぞとか思いながら見ていました。でも動物たちはあらすじを知らないのでバンバン洗脳にかかっていきます。ということは僕はあらすじを知っていたから洗脳にかからないんですよね。やっぱり知識が大事なんだと改めて思いました。

 

この本は箱庭を見てるように俯瞰で見ました。

面白かったです。

ピクセル

地球外生命体にアーケードゲームの動画を送ったが、地球外生命体は、宣戦布告と勘違いして、その動画で見たものを兵器にし、地球を襲います。パックマンスペースインベーダーギャラガドンキーコングなどが、本物のモンスターになって街に送り込まれます。

主人公はオタクでさえない日々を過ごしてたが、アーケードゲームの腕は誰よりも強かったので、世界を救う為に、アメリカ大統領に呼び出されます。

☆は9点です(10点満点中)

見始めたときは、アメリカのB級映画かなと思ったんですが、2,30分あたりから、急に面白くなりました。ピンチの時も常にボケまくりで、感動さしてやろうとかもあんまり無く、観終わったらさわやかな気分になりました。凄いべタなTHEアメリカ映画です。

この映画には、基本悪い人は出てこないです。エイリアンも勘違いで地球に攻撃してるだけで、エイリアンも人間も自分たちの為に戦います。

CGがかなり出るんですが、全部ドット絵?なんです。なのに凄く綺麗で、現実世界とうまく調和して、まったく違和感を感じなかったです。主人公サムの吹き替えが柳沢慎吾だったんですが、コメディの吹き替えは芸人向きですね。ボケの間がよくて、大したボケじゃないところでも、うまいので笑ってしまいます。

普通はエイリアンが攻めてきたら怖いはずなんですけど、アーケードゲームが好きなので、戦いの最中も結構楽しんでます。悟空を思い出しました。

嫌なところ

好きな映画なんですが、この映画のかなり嫌いなところが1つあります。初めは、先に3勝した方が勝ちというルールでやってました。先に向こうが2連勝して、人間チームはもう1敗もできなくなりました。でも、そこから頑張って2連勝して同点に持ち込みます。なのに、そこで仲間の1人がずるして戦争になるんです。3勝した方が勝ちというルールがなくなってしまうんです!じゃあ何の為にがんばったんだ?最初から戦争しとけよ!と思って腹立ちました。

確かに、整合性とかを気にせず、頭からっぽにして見れる映画ではあるんですが、ワクワクさしといて、あと1勝で勝てるってなったところでルールは変わりましたって言われても納得できないです。

あと登場人物のアホなノリはすごく好きなんですが、全員頭がいかれていて、性格が全員同じなんですよ。そこが、少し気になりました。もちろん、全員アホだからこの映画は盛り上がってるというのもあるので難しいところです。

あと、最終のドンキーコング戦の勝ち方が微妙だったのが、残念でした。センチパード戦とパックマン戦は面白かったんですけどね。パックマン戦とか最高でしたよ。2時間ぐらいにしてもよかったので、ドンキーコング戦の時間がもう少し欲しかったです。

これは余談なんですが、最後、和平協定が成立し、エイリアンと人間の子どもが生まれます。ハッピーエンドのつもりで描いたんでしょうけど、子どもが気持ち悪い!